自転車シェアリングのオープンデータを公共交通オープンデータセンターより提供開始

公共交通オープンデータ協議会(会長 : 坂村 健 INIAD 東洋大学情報連携学部 学部長)は、公共交通オープンデータセンターを通じて、株式会社ドコモ・バイクシェアおよびOpenStreet株式会社(ハローサイクリング)が提供する自転車シェアリングのデータ(ポートの位置情報や、各ポートで利用可能な自転車の台数)を、オープンデータとして提供開始しました。

公共交通オープンデータ協議会には、首都圏の多数の公共交通事業者や ICT 事業者が参画し、公共交通データのオープンな流通のためのエコシステム創生に向けた活動を行っています。2019 年 5 月より公共交通オープンデータセンターの運用を開始し、鉄道、バス、航空、フェリー等、様々な公共交通のデータを、 ICT 事業者や一般の開発者に提供してきました。この度の取組みでは、自転車シェアリングに関するデータを、国際的に用いられているマイクロモビリティの標準フォーマットであるGBFS(General Bikeshare Feed Specification)形式で、新たに公開します。

この度の自転車シェアリングのオープンデータ化は、東京都環境局との連携により実現したものです。東京都は、環境負荷低減等の観点から、自転車シェアリングの普及促進を図るとともに、「スマート東京」の実現に向け、官民が連携したデータの利活用を推進しています。この取組みにより、自転車シェアリングのデータが広く利活用され、東京のモビリティの利便性向上が期待されます。

公共交通オープンデータ協議会は、多様なデータ利用者と多数の公共交通事業者を結ぶデータ連携プラットフォームである公共交通オープンデータセンターの運営を通じて、日本のモビリティ分野の DX(デジタル・トランスフォーメーション)の実現を目指します。


OpenStreet株式会社 の運営する HELLOCYCLING のシェアサイクルデータはこちら
https://ckan.odpt.org/dataset/c_bikeshare_gbfs-openstreet

ドコモ・バクシェアのデータはこちら
https://ckan.odpt.org/dataset/c_bikeshare_gbfs-d-bikeshare

データの利用にあたっては開発者登録が必要です。(CC BY 4.0のデータについては開発者登録なく利用可能になりました。)
https://developer.odpt.org/


発表資料はこちら

公共交通オープンデータ協議会

公共交通オープンデータ協議会は、公共交通事業者および ICT 事業者等 95 団体(2022 年6 月 1 日現在)で構成される、産官学連携の協議会です。鉄道、バス、航空、フェリーの分野において、公共交通関連データのオープン化に向けた活動を行っています。2019年5月より、鉄道、バス、航空、フェリーなどさまざまな交通機関のデータをワンストップで提供する「公共交通オープンデータセンター」の運用を開始しています。
https://www.odpt.org/

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